県央飛行場にイノシシ猟の流れ弾 大分県

 12月15日、大分県豊後大野市の県央飛行場の格納庫に狩猟の流れ弾が1発当たっていたことが分かった。発砲したのは前日に付近でイノシシ猟をしていたグループだという。

 同飛行場管理事務所などによると、14日15時30分ごろ、飛行場を囲むフェンスの外側に沿ってイノシシと数人が走っているのを職員が目撃し、その後発砲音とともに金属音がした。職員が確認したところ、20mほど離れた格納庫のシャッターに深さ1cm・2cm四方のへこみと、5mほど手前の銃弾を発見した。狩猟をしていたグループはそのまま立ち去ったという。当時、格納庫付近で職員が整備などを行っていたがけが人はなかった。

 通報を受けた豊後大野署の捜査で、狩猟をしていたのは市内のグループであると判明した。銃弾は約200m離れた場所から撃たれたとみられている。同署は発砲する方向を誤ったとみて鳥獣保護法違反の疑いがあるとして捜査している。

 狩猟グループの60代の男によると、当時、4人で1kmほど離れた山中からイノシシを追ってきて現場では男を含む2人が合計5発撃ったという。男は「(飛行場や民家がある)撃つべきではない場所という認識はあったが、興奮しているイノシシが人に危害を与える恐れがあるため、仕留めなければと思った」と話している。